店長の部屋(その他)


べんがら・酸化クロム・酸化コバルトを使用した、練込みにおける発色のテストです。



1260℃・酸化焼成

1300℃・還元焼成

べんがら(横綱印)・酸化クロム・酸化コバルトを使用した、練込みにおける発色テストです。
使用した土は磁器土で、いずれも外割り5%、添加割合は三角座標から算出し添加しました。


Fe Cr Co Fe Cr Co


B   C


D   E   F


G   H   I   J


K   L   M   N   O


P   Q   R   S   T   U
A 10 - - L 2 6 2
B 8 2 - M 2 4 4
C 8 - 2 N 2 2 6
D 6 4 - O 2 - 8
E 6 2 2 P - 10 -
F 6 - 4 Q - 8 2
G 4 6 - R - 6 4
H 4 4 2 S - 4 6
I 4 2 4 T - 2 8
J 4 - 6 U - - 10
K 2 8 - - - - -

酸化焔焼成 は、電気窯を使用し、最高温度1260℃(12時間、60分キープ)
還元焔焼成 は、ガス窯(3.5m
)を使用し、最高温度1300℃(20時間、2時間キープ)


特黒の発色のテストです。


1260℃ 酸化焼成
最近の下絵具顔料は釉薬顔料・練り込み顔料としても安定して使用できます。
当店で販売している下絵具の濃黒もかなり安定していますが、
釉薬顔料・練り込み顔料として使用した場合に不安定になる事がありました。
そこで、新しい黒色顔料としてより安定性の高い”特黒”を販売する事にしました。
左上は
釉薬粉末1号釉に特黒を外割り +10%・+5%・+2.5% 添加して発色のテストをしました。
左下は
貫入土に、特黒を外割り +10%・+5%・+2.5% 添加して発色のテストをしました。
焼成条件はともに酸化焼成とし、最高温度1260℃(12時間、90分キープ)です。

1260℃ 酸化焼成

陶試紅・ライラックの発色のテストです。

釉薬粉末1号釉に、陶試紅とライラックを添加して、発色のテストをしました。
これは陶試紅を製造していたメーカーが製造を止めたので、
今後新しい絵具を販売するにあたり、従来との違いを見る為です。
1号釉に対して外割り、+2.5%・+5%・+10%として添加しました。
同時に、練り込みのテストも外割り+10%としておこないました。
酸化焔焼成 は、電気窯を使用し、最高温度1280℃(12時間、30分キープ)
還元焔焼成 は、ガス窯(3.5m
)を使用し、最高温度1300℃(20時間、2時間キープ)

練込における各種着色剤の発色のテストです。

練込における各種着色剤の発色のテストです。
使用粘土は磁器土で、すべて、+10%添加です。
焼成条件は、1200℃、1260℃ 酸化焼成。1280℃還元焼成です。

使用着色剤は
 バナ黄  ・  黄呉須  ・ ヒワ呉須  ・ 草 青  ・トルコ青
グリン呉須 ・  濃 緑  ・ ピーコック ・ 海碧呉須
酸化コバルト・ 青系グレー ・ 茶系グレー ・ 赤 茶  ・栗 茶 
 黒 茶  ・  茶呉須  ・ 陶試紅   ・ ライラック
桃色ピンク ・ 濃ピンク  ・ 赤 紫   ・ 青 紫 
#1 赤  ・ #2 紅赤  ・ #3 赤   ・ #80 赤・オレンジ
酸化クロム ・ 酸化ニッケル・二酸化マンガン・ べんがら 
 濃 黒  ・  黒呉須  ・ 未着色磁器土 です。

焼成温度、雰囲気により発色の安定性に欠ける着色剤がはっきり分かります。

練込における各種着色剤の発色のテストです。
大きなハートは1230℃ 酸化焼成。小さなハートは1300℃ 還元焼成です。
使用粘土は一般的な陶芸用白粘土で、すべて、+10%添加です。
左上から、バナ黄 ・ 黄呉須 ・ ヒワ呉須 ・ トルコ青 ・ グリン呉須
     陶試紅 ・ #2 紅赤 ・ #3 赤
左下から、酸化クロム ・ 酸化ニッケル ・ べんがら ・ 二酸化マンガン
     酸化コバルト ・ 海碧呉須 ・ 練込黒 ・ 濃黒


練込における各種着色剤の発色のテストです。
大きなハートは1300℃ 還元焼成。小さなハートは1230℃ 酸化焼成です。
使用粘土は貫入土で、すべて、+10%添加です。
左上から、黄呉須 ・ ヒワ呉須 ・ 陶試紅 ・ #2 紅赤 ・ #3 赤 ・ グリン呉須
左下から、酸化クロム ・ 酸化ニッケル ・ 二酸化マンガン ・ べんがら
     酸化コバルト ・ 海碧呉須
使用粘土の肌合いにより、かなり感じが変わります。

液体顔料の発色のテストです。

液体顔料の発色のテストです。
使用した可溶性金属塩は、
硫酸鉄、塩化コバルト ・ 硫酸銅 ・ 塩化クロム ・ 塩化ニッケルです。
SK8(酸化)、SK10(還元)共に、
左側は金属移行量が多く、右側は少なくしました。
液体顔料は、素地に浸透する為に、下絵具等とは違った
独特の発色、彩色効果があります。
正し、素地の状態、乾燥の方法、釉薬との相性、
焼成雰囲気等により発色が異なる事が
多く発生しますので、適切な管理が必要です。


白絵土を利用した色化粧土のテストです。


当店で取り扱っている、
白絵土を利用した色化粧土を無釉と施釉の両方を
電気窯を使用し、酸化焔焼成、
最高温度1230℃(12時間、30分キープ)でテストをしました。
色素としての金属、顔料は
全て外割+5%。使用釉薬は松灰釉(福島長石:天然松灰=7:3)です。
左上から
白絵土のみ ・ バナ黄:トルコ青・ #3 赤  ・ 赤 茶 ・ 酸化ニッケル
        (1:1)
 バナ黄  ・  グリン呉須  ・ 海碧呉須  ・ 栗 茶 ・酸化クロム
 黄呉須  ・  陶試紅    ・ 茶系グレー ・ 黒 茶 ・酸化コバルト
 ヒワ呉須 ・  濃ピンク   ・ 青系グレー ・ 濃 黒 ・二酸化マンガン
 トルコ青 ・ #3赤:黄呉須 ・#3赤:黄呉須・ 弁 柄 ・茶呉須
         (1:2)    (1:1)


白絵土、蝋石、朝鮮カオリン、天草陶石を利用した化粧土のテストです。

化粧土のベースとして、白絵土、蝋石、朝鮮カオリン、天草陶石を利用して、
ベースの色、密着度を確認する為に、単体。
そして、福島長石、蛙目粘土を添加した化粧土を比較しました。
無釉と施釉の両方を、電気窯を使用し、酸化焔焼成、
最高温度1230℃(12時間、30分キープ)です。
釉薬は松灰釉(福島長石:天然松灰=7:3)を使用しました。
 
                          ベース(100)
                ベース:長石
(90:10)       ベース:粘土(90:10)
    ベース:長石
(80:20)   ベース:長石:粘土(80:10:10)    ベース:粘土(80:20)
ベース:長石
(70:30) ベース:長石:粘土(70:20:1) ベース:長石:粘土(70:10:2) ベース:粘土(70:30)

ベースによって、色、化粧土にしたときの使い勝手、素地と釉薬との馴染み具合が良く分かります。