店長の部屋(絵具)


和絵具について

白玉粉(無鉛フリット)・唐の土(鉛白)・日ノ岡石粉を用いて和絵具のテストをしました。
三角座標でベースを選定し、その中から、着色金属との相性を探りました。
焼成温度は780℃、30分キープです。

青・・・・・・酸化銅        黄・・・・・べんがら。
紺・・・・・・焼貫呉須       紫・・・・・仮焼二酸化マンガン

耐酸上絵具のテストです。

耐酸上絵具のサンプルです。
今回は吹付けで作りました。刷毛塗りとは異なった感じになります。
洋赤トーヨー赤、濃赤は線描き、べた塗りです。焼成温度は800℃です。

上絵具、耐酸上絵具、無鉛上絵具、金銀彩のテストです。

店頭に置いてある上絵具のサンプルをより見やすくしたくて、作りました。
線描き、べた塗り、絵具の濃淡により発色が変わります。
左から、上絵具(含鉛)。 上絵具鉄赤濃淡、艶消し
パステル、和絵具。 耐酸上絵具。 無鉛上絵具、金銀液

盛上絵具のテストです。

上絵盛絵具のサンプルです。
盛絵具を布海苔液(10倍溶液)で練って、イッチンで盛っていきます。
昔は、イッチンと渋紙を用いて盛っていましたが、良い渋紙が無いので
マヨネーズ容器を利用しています。
昔、絵付の職人さんが教えてくれた事です。

こんなのは、いかが?

色見テスト用の窯が壊れたので、作り直しました。
耐火煉瓦と600ワットのニクロム線。
これで15分で750℃まで上がります。
急ぎの、色味には最高です。(直径9cmのとき皿が1個入ります。)